街中ではリュックを背負った人を多く見かけますね。まさに空前のリュックブーム。
最近はビジネスシーンでもリュックを背負う人が増えていて、スーツスタイルでも似合うビジネスリュックというジャンルもあるほどなんです。
こんなやつ↓↓↓
[ザ・ノース・フェイス]リュック Shuttle Daypack Slim ブラック
そこで問題となるのが、電車に乗るとき、特に通勤・帰宅時の満員電車に乗るときの「リュックどうする?」問題。
リュックを背負ったまま乗るのはさすがにマナー違反という認識は多くの人が持っているようで、胸の前に抱える人が多いようです。
でもね、「リュックを前に抱えればOK」というのは幻想なんじゃないかと思うのでここに書きます。
コメント欄も少し盛り上がってきたので記事の後ででも読んでみてください。
この記事は僕の個人的なコラムです。異論などあるかと思いますので、文句等はコメント欄にお願いします。
リュックで電車に乗るときのマナー
リュックを持っている人なら、乗車時の「リュックどうする?」問題について考えたりしませんか? 僕もプライベートでリュックを使うので気になります。
一般的なリュックマナー
一般的に混み合った車内の場合には、リュックを前に抱えるか網棚の上に載せるというのがマナーとされているようです。
車内アナウンスなどでもそのように案内している鉄道会社がありますよね。
それでみんな、前に抱えたがるんですよ。やっぱり自分の手元に置いておきたいですからね。満員電車だと網棚まで到達できない人も多いですし。
前リュックのメリット
リュックを前に抱えることにはそれなりのメリットもあるんです。
リュックを他人に開けられるのを防ぐという防犯上のメリットもありますし、乗り降りする人の邪魔にならないように自分でコントロールすることが簡単になりますからね。
ひとまずこれでマナーは守ってるぞって感じで一安心じゃないですか。
前でも迷惑に思う人がいる
ところが、前リュックでも嫌がる人は少なからずいるんですよね。「前に抱えていてもリュックは邪魔だ」という人がいるんです。
言い分はこうです。
まぁ、結局のところ、そう思われちゃうんですよね。僕も前リュックは意味がないと思っています。背中リュックよりはマシですが根本解決にはなってませんよね。
中に入っている荷物の量にもよりますが、リュックってスペースをとるんです。
極端な話、リュック1個分のスペースに人が1人格納できる場合もあるんですよね。
特に満員電車のように身動きの取れない空間では、その微小なスペースであっても貴重。少し空間に余裕があるだけで、殺伐とした車内でも一息つけるんですよ。
そんなわけで、リュックは前でもダメ! と思っている人は案外多いみたいなんです。
手で持って下げるのがベスト!
僕が考える一番ベストな方法は、リュックの紐を手で持ってビジネスバックやハンドバックのように下におろすという持ち方です。
これだと上部のスペースが空くので、混雑時でも比較的迷惑にならないと思います。
ただ、リュックがある程度大きい場合には下におろして持っていても邪魔に感じられてしまうかもしれません。まぁ、結局そこはビジネスバックでも他のバッグでも同じなので仕方ないことです。
片手がふさがることになるので、リュックのメリットである「両手が空く」という恩恵にはあずかれませんが、そこは我慢するしかないでしょうね。
お互いの気配りが大切
- 前の人のリュックが大きすぎて邪魔だ!
- 隣の人のビジネスバックの角が当たって痛い!
- ハンドバックを肩掛けしてるのがぶつかってる!
- おれの分のつり革が取られてつかまる場所がない!
電車は満員電車に限らず、いろんな不満が起こりやすい場所なんですよね。
結局のところ、お互いが周囲に気配りをもつことが大切なんです。
リュック利用者と非利用者、両方の視点
リュックを使っている人は、この記事を読んでいて頭にくる内容だと思います。
リュック利用者は、電車内でリュックを使うことを認めてもらいたい。非利用者は、リュックを使うことを認めたくない。
みんな、自分のことばかりで他人のことなんて考えてないんですよ。自分の立場は大事でも、他人の立場では考えられないのです。
二度と会うことがない人なら、迷惑に思われてもいいというのは違います。お互いが少し相手のためを考えてあげるってだけで、みんなが気持ちよく過ごせると思うのです。
自分の行動で相手がどう思うか、相手はどうされたら喜ぶだろうか。一人ひとりの心が少し変わるだけで世界は変わっていくと思いますよ。
理由があって電車内でリュックの場合もある
記事を読んでいただいた方で、このような方がいました。
手が不自由だという理由でリュックを使っているため、電車内でもリュックを背負うか前抱っこにして抱えたいということでした。
しかし、電車内でのリュックマナーが注目されていることで、ご自身も混雑した車内ではリュックは降ろした方がいいのではないかと悩んでしまったようです。
そのような事情を持たれている方こそリュックを活用すべきだと思います。身体的理由などでリュックを使いたい方までもリュックが使いづらくなるほどにリュックマナーがあれこれ言われているのは残念なことです。
さいごに
満員電車内でのリュック問題について勝手に語ってみました。
電車内でのリュックの扱い方には、リュック利用者と非利用者との間に大きな感覚の違いがあるなと思ったので書いてみました。
こういう記事を書くと、「おまえはリュックをわかってない!」とか「全リュックユーザーを敵に回した!」とか言い出す人がいそうですが、まぁ許してください。
僕はビジネスでは手持ちバッグですが、プライベートではリュックを使うことがありますし、リュックは好きなんですよ。
みんなが気持ちよく電車に乗れるように、まずそのリュック、おろしてみませんか?
コメント欄もよろしければご覧ください。