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Amazon送り付けの真相は「ライバル業者への嫌がらせ」では?

2019年7月20日

Amazon送り付けの真相

注文していないのに、Amazonから身に覚えのない商品が届く現象が数年前から話題になっています。

「数日に分けて何箱も届いた」という方や、「代引きで届いて誤って支払ってしまった」という被害まで起きています。

当ブログでも、事の真相を推理した記事へは多くの読者さんから情報をお寄せいただいております。

そんな中、Amazonのマーケットプレイスでショップを運営するKさんから興味深い情報をいただきました。

これはもしかしたら、マケプレ出品者によるライバル出品者への嫌がらせかもしれません。
引用元:Kさんからのメール

ニィ
今回は送り付けの真相に迫っていきます!

詳しい話をお聞きしました。

送り付け荷物が届く理由

Amazonから送り主不明の荷物が届くのは、販売ショップがライバル出品者へ嫌がらせをしていることが原因のようです。

荷物を受け取ったあなたは、販売業者同士の市場闘争に巻き込まれているだけのようです。
※送り付け事例の原因の一つです。別の原因の場合もあります。

Kさんご自身はAmazonでショップを運営されており、実際に他ショップからの被害に遭われているということでした。

これはもしかしたら、出品者によるライバル出品者への嫌がらせによるものかもしれません。
(嫌がらせだけで説明ができない事例もあります)

FBA(アマゾン代理発送)を使用をしている場合、お客様からの返品があると配送料だけはアマゾンに支払わなければなりません。

返品による嫌がらせが多いとライバル出品者は撤退します。
引用元:Kさんからのメール

ニィ
どういうことなんでしょう?

このようなイメージです。

ライバル出品者への嫌がらせの流れ

step
1
利用者がマケプレ「A店」でお買い物


Amazon送り付けイメージ

利用者がAmazonマーケットプレイスで商品を購入します。

これは事件性のない通常の買い物です。注文して商品も利用者の手元にちゃんと届きます。

Amazonマーケットプレイスとは、Amazon本体ではなくAmazon以外の出品者のことです。Amazonで販売される商品にはAmazonが販売する商品とそれ以外のマケプレ出品者が販売する商品とがあります。

step
2
「A店」はライバル「B店」を撤退させたい


Amazon送り付けイメージ

実はマケプレ「A店」は悪者です。同じ商品を扱うマケプレ「B店」をライバル視しています。

A店は「B店がAmazonから撤退してくれたら、うちがもっと儲かるのに」と思っています。

step
3
「A店」が「B店」の商品を勝手に注文


Amazon送り付けイメージ

事件はここからです。

「A店」が「B店」の商品を勝手に注文します。届け先は「A店」の過去の注文者です。

ギフト設定せずに送れば誰が注文したかはわかりません。

この際、「A店」がAmazonギフト券などで支払うため支払い済みで届く場合と、支払いさえもせずに送り付ける代金引換のパターンがあります。

step
4
不明な商品が届いた利用者が返品


Amazon送り付けイメージ

注文していない商品が届いた利用者は不審に思ってAmazonカスタマーへ連絡しますが、ギフトだと伝えられます。

気持ち悪いので返品する方が多いようです。

step
5
「B店」に返品されるが送料は「B店」が負担


Amazon送り付けイメージ

FBA(アマゾン代理発送)を利用している場合、返品された商品はAmazonの倉庫へ戻ってきます。

しかし、FBAのしくみ上、返品の場合でも掛かった配送料だけは「B店」が負担しなければならないのです。

B店にとっては返品されると純粋に不利益となります。

step
6
3~5が繰り返され、「B店」は嫌がらせに屈して撤退


Amazon送り付けイメージ

何度も何度も同じような返品が繰り返されて配送料負担がかさみ、結果として「B店」がAmazonから撤退してしまいます。

Kさんいわく「配送料の負担以上に、精神的な苦痛からショップをやめる場合があるのではないか」とのこと。

ちょっとした疑問

一連の嫌がらせで疑問だったのが、はじめに「A店」が商品代金を支払っているという点です。

最近は代引きのケースもあるようですが、多くの場合は支払い済みの模様。

商品を受け取ったユーザーが返品すれば商品代金は戻りますが、返品しなければ「A店」の負担。その上、「B店」の売上になってしまいます。

それでもこの手法が継続できるのは、「返品するユーザーが多い」からなんだと思います。

日本人は律儀ですね。まぁ、受け取っておくのも気味が悪いですからね。

身に覚えがなければ「返品しない!」

これは僕の個人的な考えなのですが…、

Amazonから注文していない商品が届いても返品しないほうがいい!

と思うのです。

※上記の事例に当てはまる場合の対応です。

Amazonカスタマーに連絡して、注文ミスや配送先の間違いではなく誰かからのギフトだとわかった場合、商品は返品しない方がいいと思います。

返品すれば悪者「A店」の思うままです。返品しなければ「A店」が被害を受けてライバル店の売り上げになるだけです。

みんながみんな返品しなければ、やがてはこの迷惑行為は消えてなくなることでしょう。

ニィ
あくまで推測ではありますが…

さいごに

読んでみて、納得できましたか? ん~、わかるけど違うんじゃないかな? という方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、「嫌がらせ」だけで説明できないケースもあると思います。

ただ、実際にこのような理由で起こっているケースもあるのではないでしょうか。

今回情報を頂いたKさんは、このライバル出品者からの嫌がらせ行為に困っており、広く知ってほしいということからこのような情報を提供してくださいました。

ぜひあなたの「返品しない」という行動によって、この迷惑行為を終わらせましょう。

ニィ
本件について情報をお持ちの方、被害に遭われている方がいらっしゃいましたら、コメント欄やお問い合せにて情報をお知らせください!
  • この記事を書いた人

ニィ

楽しく生きてる30代。雑記ブログ月15万PV。お仕事SE。Surface使い。甘党のブルダックレビュワー。

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